Take your VR experience to the next level with sound space rendering

音空間レンダリングにより一段上のVR体験を

“設計段階のホールの音響特性をそこに居るかのようにリアルに確かめたい”,”ボーカロイドのコンサートでリアルに応援したい”。このような要求を実現するには,コンピュータシミュレーションにより音の発生や伝わりを計算する必要があります。そのための技術は音空間レンダリングと呼ばれ,CG などの画像レンダリングのように自由に音響空間を創出できるものです。
本研究室では,多数のスピーカアレイによるマルチチャンネルレンダリングやHMD と連携したバイノーラルレンダリングなど種々の3D-VR音響技術の開発を行っています。


テーマ例
・HMDによる自由視聴点レンダラーの構築
・バイノーラルレンダラーによるポータブル楽器練習システムの開発


同志社の人と研究(https://www.google.com/url?q=https%3A%2F%2Fwww.doshisha.ac.jp%2Fnews%2F2018%2F0301%2Fnews-detail-5611.html&sa=D&sntz=1&usg=AFQjCNGYybdgkHvRw46He6Fu04xOYlPTBg)で取り上げられました。

Noise Prediction for Supersonic Passenger Aircraft to Achieve Supersonic Flight over Land

超音速旅客機の飛行速度が音速を超えると強い衝撃波が機体から絶え間なく放射されるようになります。この騒音は,広範囲に伝わり非常に深刻な影響を及ぼします。さらに気温や大気圧・乱流の変動により,伝搬経路が複雑に変化するとともに複雑な擾乱が生じます。これら複雑で大規模な騒音伝搬のシミュレーション技術をJAXA航空技術部門(https://www.google.com/url?q=https%3A%2F%2Fwww.aero.jaxa.jp%2F&sa=D&sntz=1&usg=AFQjCNEpfK9OOz-KdaRKXNMv4T26bEMQxQ)との共同研究で開発しています。この技術を応用すれば,陸上での超音速飛行も夢ではなくなります。


テーマ例
・大気の音速モデルの構築と成層圏ディジタルツインの創出
・Mach cutoff騒音の解析・予測
・超音速旅客機の騒音予測によるDXの実現

Elucidating bat echolocation with numerical simulations

コウモリは,超音波を自ら発することでエコーロケーション(音響定位)を行っています。その過程を数値シミュレーションで解明し,得られた知見を次世代の自動運転技術に応用することを目指しています。生命医科学部の脳神経行動工学研究室(https://www.google.com/url?q=https%3A%2F%2Fwww1.doshisha.ac.jp%2F~bioinfo%2Findex.html&sa=D&sntz=1&usg=AFQjCNHHYghVCwehECowxc9ZngpjiRw7yw)との共同研究です。


テーマ例
・ドップラー効果を考慮したコウモリの超音波エコーシミュレーション
・コウモリ頭部の伝達関数の数値解析
・強化学習によるコウモリエージェントの構築